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諏訪湖周辺への旅 :尖石縄文考古館 [旅行]

3月22日〜23日
今回は在職していた頃の先輩2人と私計3人での諏訪湖への旅行記です。

諏訪といえば今まで3回ほど行きました。花火の頃が多かったです。
美術館が多いし八ヶ岳や蓼科高原も近いので高原で避暑することが
多かったですね
今回は少しお勉強が入る旅でした。

3/22 新宿駅中央線特急あずさは結構混んでいました。

ホームに富士山周遊と書いた列車が停まっていましたが満席のアナウンス。
河口湖の方に向かうのでしょうか
外国人観光客が大勢いましたね 富士山が大人気なようですね。

特急あずさからもしばらくすると富士山が見えましたがうまく撮影はできず。

こちらは信州八ヶ岳 蓼科になります。

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美しいですね ファンの多い山です。

茅野駅で降り3人でタクシーを借り切りました。
車の方が便利なのでそうしました。

尖石縄文考古館に信州の縄文の土偶土器を見に行きます。

春先ということもありまだ肌寒いということで雪化粧した山の景色の
素晴らしさに感服です。

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木の間から雪を被った山々が眺められます。

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この景色の先に茅野市尖石縄文考古館 今回初めて訪問

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蓼科山麓周辺の先土器時代の遺跡出土品、八ヶ岳西麓の縄文時代の遺跡出土品を中心に、市内各地の遺跡から出土した土師器、須恵器、古墳の副葬品、石器、土製品などを中心に考古学資料約3000点を収蔵している。

主な所蔵品は
土偶(国宝、通称縄文のビーナス) 棚畑遺跡、1986年9月8日出土(発掘責任者は尖石縄文考古館元館長、鵜飼幸雄)
土偶(国宝、通称「仮面の女神(英語版)」) 中ツ原遺跡、2000年8月23日出土(発掘責任者は尖石縄文考古館現館長、守矢昌文)
その他、蛇体把手付深鉢、蛇殻状突起付深鉢、有孔鍔付土器などが著名である。

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ということです。

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入口正面入ると
縄文のビーナスと仮面の女神のレプリカ

へえー お尻や太ももがしっかりしていて頼もしい
お母さんという感じ 

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国宝
縄文のヴィーナスはお尻が逆ハート 顔はハートが特徴。
仮面の女神は墓と考えられる穴から出土した数少ない土偶だそうです。

土偶としては比較的大きいらしい。

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本物は大事に展示されていました。

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こちら出土された時の縄文のヴィーナスをかたどった文化賞のトロフィー

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いろいろなモチーフが描かれています。人の顔 蛇など
形の装飾もすごいです。燃え上がるように力強いですね。

八ヶ岳山麓の縄文文化は遺跡も多く器としての機能美よりも立体的な装飾
を追求した土器が特色のようですね

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縄文時代後期にはだんだん機能的なものに変わっていっているようです。

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これらは子どもたちが研修工作などで作ったものかな

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こちら縄文時代の洋服 色が綺麗
素材はアカソやカラムシなどの植物の繊維を取り出し撚りをかけた糸

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です。

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縄文人の住居は林の中に 絵になる風景ですねえ

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実はすごかったんですね 信州の縄文時代は。

今回 信州の歴史と文化 芸術の奥深さに触れる旅でした。

この後 御柱祭の諏訪大社前宮と本宮に参拝

次回に続く


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