SSブログ

大国魂神社と府中美術館 諏訪 敦展 [美術館]

今日は蒸し暑く雨も降ったり止んだりでした。
台風のせいかかなり湿気も多いです。
明日から帰省するのでちょっと心配です。

さて、今年の初めにも府中に行きました。(記事が塩漬けになっています)
大国魂神社に参拝し美術館で展示を見ようと出かけました。

IMG_6180.jpg


大國魂神社は大國魂大神を武蔵国の守り神としてお祀りした神社
大きな神社ですね 通りかかったことはありましたが初めて参拝しました。

IMG_6169.jpg


1月も後半の18日でしたが参拝している方は結構居ました。

IMG_6173.jpg



日露戦役記念碑 

IMG_6170.jpg



大國魂神社例大祭は4月30日より5月6日迄の間、様々な行事が執り行われる
そうです。夜行われるくらやみ祭にも伺ってみたいものです。


この時の府中美術館の展示は
諏訪 敦さん 「眼窩裏の火事」でした。

IMG_3900.JPG


超リアリズム写実画家 諏訪さんはその世界で先駆的な方ですね

前に茂原市のホキ美術館で見た時もすごく印象的でした。
精密に描かれているんですよ 何年かかったでしょう

suwa_sp_top_2.jpg



写真と同じようだと言われますが・・
写真では現すことができないものが漂っています。
その美しさには見惚れるばかり。

展示室内は撮影禁止なので美術館のHPからです。

01_yorishiro.jpg



1999年から描き続けてきた舞踏家・大野一雄さんは2010 年に亡くなります、
パフォーマー・川口隆夫さんの協力を得て亡き舞踏家の”召喚”を試みた絵です。

39_Mimesis.jpg


二つの体と精神が一体化されているように見えます。

諏訪 敦さんは亡くなった方の遺族からの依頼で肖像画も描くようですが
一枚一枚に費やす時間が長いそうでどんどん溜まっていくそうです。
でも依頼者からは本人が生き返ってきたようだととても喜ばれるそうです。

19_solaris.jpg


コロナの時代に試みたという静物画です。

07menonakanokaji.jpg


《目の中の火事》2020年 白亜地パネルに油彩 

解説

<<
ときに視野の中心が溶解する現象や、辺縁で脈打つ強烈な光に悩まされることが諏訪にはある。それは閃輝暗点という脳の血流に関係する症状で、一般的には光輪やギザギザした光り輝く歯車のようなものが視野にあらわれるという。したがってここに描かれているガラス器を歪め覆う靄のような光は現実には存在しない。しかしそれは画家が体験したビジョンに他ならない。
>>

美術館には結構ぼちぼち行ってはいるのですがもう会期は終わっているのが
多くて失礼しています。

改めて感銘を受けたので今更ながら紹介させていただきました。

ーーーーーー

孫ちゃんが和歌山までパンダを見に行きました。

78AFDA49-724F-4D8E-AB45-1CE8E5BF252F.JPEG


DB6BCE77-1978-437E-ACDB-B02F1241EAF5.JPEG


心置きなくパンダちゃんを見られて上機嫌のようでした。


nice!(34)  コメント(23) 
共通テーマ:アート